自習室でする効率的なTOEIC学習プランとは?
皆さんは自習室でのTOEICスコアの取得などは検討されていますか? TOEICはビジネス英語力向上だけでなく、大学受験や就職からキャリアアップでも幅広い分野で有利となる資格です。
本記事では対策開始から一か月でTOEIC915点を達成した筆者が自習室を活用したTOEICのスコアを効率良く上げるための学習プランを紹介します!
1. 目標設定
自習室外でもそうですが、資格取得の際に肝心なのが目標設定になります。これから読者のみなさんはTOEIC受験で膨大な時間をかけることとなりますが、その目的/動機、目標、期間を明確にしておく必要があります。大学進学、就職、キャリアアップなど個々の目的ごとに自分の必要な点数やTOEIC受験に挑戦できる期間を定めて対策を開始しましょう。
→こちらが公式の点数別評価になります。
ロジックツリーを作成して動機を明確にしたり、点数ごとに目指せるキャリアを事前に調べておきましょう。「洋画を英語だけで見れるようになりたい!」、「よりいい企業に就職したい!」、「海外の美男美女と会話できるようになりたい!」、なんでも結構です(笑)。
とにかく、これからTOEICに時間と労力をかけるための理由を明確にしましょう。これから継続的な学習を実現するために精神的な指針/拠り所になります。
2. 学習計画
目指す点数と挑戦する期間が決まったら学習計画を立てましょう。大事なのは現在の実力ではなく、目的点数に達するための効果的な学習目標と習慣です。
まずTOEIC受験を決心した際に「直近1-2か月以内のTOEICにできるだけ早く応募すること」を筆者はおすすめします。効果としては主に以下の二つです。
1.期限を設定することで自分自身にプレッシャーをかけ、計画的に勉強計画を立てることができる
2.会場で実際に受験することで本番の雰囲気や問題の形式をに知ることができる。
期日が決まっていないと人は自主的な努力を積むことはとても難しいです。現在のレベルは気にせずにまずは受験してしまいましょう。TOEIC勉強の期間中であっても友達からの遊びへの誘いや、どこからともなく降ってくるイベントやトラブルなど、日常とどのように両立するかもリアルに体験することができます。
また実際に会場に行ってみないと本番の試験の難易度はつかむことができません。周りで他の人も受験している雰囲気や鉛筆でマークシートへ記入する感覚、試験を受けるまでの手続きなどもすべて知ることができます。
筆者はこれらの得られるものに対して受験料7,810円(税込)を投資する価値は十分にあると考えます。
具体的な計画に関しては主に
1. 勉強時間の確保
2. 勉強の記録 が重要だと考えます。
今の生活と両立させながらどこで時間を確保するか、その時間でどのような勉強をすることができるか、これらを把握することで試験当日までに自分がどのくらいの準備を進められるかをすることができます。タスク管理アプリ(Notionなど)を使い、一週間スケジュールの作成/空き時間の把握/本番までに対策すべき項目をまとめ、試験日までの道筋を明確にしましょう。
次に、この計画通りに勉強が進んでいるかを確認するためStudyplusなどで勉強時間計測を行います。勉強計画とのずれを把握して、試験に向けて柔軟に計画を立てていきましょう。勉強時間のグラフをみて自分をほめてあげてください👍
3. 学習内容
TOEICはReadingとListeningの試験となっています。このセクションではこれらの技能のおすすめの勉強法を紹介します。
Reading&Listening
-単語帳
-公式問題集
-SNS
Reading/Listeningに共通して必要なのは単語力です。そして原則として読めるようにならないと聞いて理解することはないので、単語帳での学習は必須です。出る単特急金のフレーズや自分の目標点数にあったキクタンの単語帳を購入し、移動などの隙間時間に仕上げていきましょう。Mikanなどを使えば無料でTOEICの単語をスマホで簡単に鍛えることができます。
少し値は張ってしまいますが、個人的には公式問題集が一番の試験対策になると考えます。難易度や形式など本番と遜色ないものとなっているので、最終的なゴールを把握しながら勉強を進められます。
まずは一セット分通しで解いてみて、仮の自分の点数を把握してみましょう。そこからは部分的に自分の苦手なセクションを練習したり、もう一度自分の実力を測るのに使いましょう。
出てきたわからない単語は単語帳同様マークし、集中的に覚えるようにすることをおすすめします。Quizletなどを活用すれば自分がわからかった単語を登録して自分だけの単語帳を作ることが可能です。
4. 勉強方法
英語試験の中で、TOEICの最大の特徴はSpeakingとWritingがないことです。この2技能は一人でも学習できますが、基本的にはフィードバックをもらうため、練習に人が必要となります。しかしTOEICでは一人で答えを確認することで自分自身へのフィードバックが可能であり、個人の勉強計画や工夫次第で独学でスコアアップが狙える試験です。
通勤/通学時間や自習室Yuccaなどを活用し、計画的なスコアアップを目指しましょう!
(筆者プロフィール)